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★このミステリーがすごい!●第3位「ブラックライダー」東山 彰良 (著)
小説の持つ力を信じるすべての人へ。
これを読まずして、何を読む?
「世界」で闘える暗黒大活劇、ここに開幕。
ようこそ。
ここは、地球の歴史が一度終わったあとに始まった、新しい世界。
人を食糧とする者と許さない者。
カウボーイと保安官。人と牛の子。
蔓延する蟲。
異形の王。
慈悲による虐殺。
大討伐軍。
突き抜けた絶望の先に咲く、希望の花――。
覚醒した才能が、全力を注ぎ込み創り上げた、前人未到の領域を堪能すべし。
考えるな、感じろ!
海外SFに対する強烈な憧憬とそれに見合うだけの設定力、筆力がすごい。
読みやすくはないが、ちょっと面倒な小説が好きな人にはたまらないと思う。
翻訳調の言い回しやアメリカ南部・メキシコを舞台にとるあたりの徹底ぶりは感嘆に値するが、一方でせっかく母語で書いてるのだから日本語の良さもいかしたら…という気持ちがなくもない、がそれを差し引いても大作。
ポストアポカリプスの西部劇というだけで発想力のゆたかさがわかっていただけると思う。
簡単にひとは死ぬが、異形と過酷な環境のテーマの中にひとのありかたを問う作品でもある。
日本人でこれだけ書ける作家がいるということが非常にうれしい。
この物語は世界が崩壊して、再生するまでを書いています。
舞台はアメリカ南部~メキシコ。
六・一六により荒廃した世界では食料が乏しく、食人を是とすることで人々は生きながらえてきました。
そこに牛の遺伝子に人の遺伝子をミックスさせて新しい「牛」を生み出すイノベーションが起こり、徐々に食料不足は解消していきます。そして食人が禁止されていきます。
そんな過渡期のお話です。
「牛」のマルコ。
保安官のビック・バード。
ならず者5兄弟の三男ロミオ・レイン。
三人の視点で語られる物語は、最初それぞれに進行していきますが徐々に交差して一つの大きな「物語」を形作ります。
その「物語」は、過渡期を過ぎより豊かで平和になった世界の人々の間で語られる「歴史」となります。
「歴史」という大きな物語、そしてその「歴史」で活躍したプレイヤーたちの苦悩・ロマンスといった小さな物語、両方を書ききった傑作だと思います。
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